就活準備-3「支援(Support)の点検」
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こんにちは。
愛知県で就職支援・キャリア形成支援を行う、一般社団法人JAWSです。
前回、ナンシー・シュロスバーグ(アメリカのキャリア理論家・実践家)の、転機を整理するための「4S」と呼ばれる視点の2つ目「自己(Self)」について説明をしました。
今回は4Sの3つ目、「支援(Support)」について説明をしたいと思います。
「4S」その3-支援(Support)
4Sのおさらい
- 状況(Situation)
- 自己(Self)
- 支援(Support)
- 戦略(Strategy)
支援については、以下のような視点から点検してみましょう。
- “自分に何ができるか”を知っている人から支援を受けることができるか?
そのようなサポートをしてくれそうな、良い人間関係があるか。
- 周りで励ましてくれる人がいるか?
自分の成功を期待してくれる人、前向きな指導をしてくれる人などはいるか。
- 情報面でのサポートを受けることができるか?
例えば、応募したい企業の情報や雇用条件などを集めることができるか。
- 解雇されたときの各種支援制度について、知識や情報を教えてくれる人がいるか?
そのような機関について自分自身が知っているか。
- 積極的に連絡を取り、重要な情報を提供してくれる人が周りにいるか?
その人からのサポートを受ける事ができるか。
- 具体的な支援を受ける事ができるか?
例えば、経済的なサポートや家事のサポートなど。
このように、支援(Support)についての資源を点検することで、周りの資源を考えられるとされています。
支援の点検は特に重要な視点
支援の点検は、キャリアカウンセリングの中でも中核となる視点の一つになっています。
具体的には…
- 家族や友人といった身近な人間関係
- 同僚・上司といったフォーマルな人間関係
- 市役所やハローワークといった公的機関
など、さまざまな関係での支援を受ける事ができるか、という視点になります。
さらに言えば、そのようなサポートを期待できる人や機関について、自分がどれだけ気づいているか、ということになります。
特に転職や就職など、自分が岐路に立たされている状態にあると、「どうしよう」という不安や焦りの気持ちが前面に出てしまい、身近な支援についてつい忘れがちになってしまいます。
岐路というピンチに立っている時だからこそ、自分を支えてくれる人間関係や公的機関に目を向け、それらを最大限に活用することが、ピンチを切り開くカギとなるのです。
一般社団法人JAWSが、皆さんにとって意味のある支援の資源となれるよう、少しでもお力になれればと思います。
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