こんにちは。
愛知県の就職支援機関、一般社団法人JAWSです。

私たちは、「働きたい」という気持ちを持ちながら、最初の一歩に踏み出すことに戸惑っていらっしゃる方々に対して、さまざまな形での支援（就職活動支援・転職活動支援・キャリア支援）をさせていただいています。

ご利用されている方々のご相談を受けていますと、

• 今から就職活動してうまくいくのかな…？
• 転職することは周りからよく見られないかも…？

という不安や、戸惑いの気持ちを持たれている方が大変多く感じます。

そこで今回は、誰もが一度は思ったことがある

「うまくいく」や「よく見られない」

という言葉が、どのような意味を持っているのか、考えていきましょう。

1.「うまくいく」ってどういうこと？

就職活動が「うまくいく」とは、一体どのような意味なのでしょうか。

たとえば…

• 就職して安定した収入を得たい
• 人間関係が円滑な職場で働きたい
• 名前の通った企業に就職したい
• 自分にとってやりがいのある仕事に就きたい

など、答えはさまざまですが、どれも正解であると思います。

つまり、一人ひとりにとって「うまくいく」ことは異なっているのです。

「うまくいく」とは、その人それぞれが仕事に対して、

• どのような価値観を持つか
• どのような優先順位を持っているか

ということを表しています。

仕事に対する価値観は、他者と比較しづらいものです。

また、価値観は個性そのものでもあります。

「仕事がうまくいく」とは、自分自身の個性に沿うもの。

＝個性を表現できるもの

と言い換えられるのではないでしょうか。

就職活動で「自分自身を見つめて理解しましょう」と求められるのは、これらの理由によるところもあります。

2.「よく見られない」ってどういうこと？

次は、転職活動が「よく見られない」意味を考えてみましょう。

厚生労働省の調査によると、

• 新卒者(大卒)の3年後の離職率・・・約3割
• 新卒者(高卒)の3年後の離職率・・・約4割

と言われています。

昔は当たり前だった終身雇用制度が成り立たなくなって久くなり、世間の転職に対する見方にも変化が生じています。

終身雇用制度が成り立たなくなった昨今は、

「仕事に対する価値観や考え方を再考し、新たな道を模索したいから」

という理由をきっかけに転職される方が多く見られます。

ここで大切なことは、

• 実際の雇用情勢をしっかりと把握し、転職に対して「よく思われない」という考えを捉えなすこと。
• どのようなことに「よく見られない」と感じるのか、自分自身の思いを見つめ直すこと
• 仕事に対する自分の価値観を改めて考えること

以上の3点です。

理由を知れば、

転職＝ネガティブなことばかりではないと分かりますね。

以上、「就職活動がうまくいく」と「転職がよく見られない」について考えてみました。

私たちは、今後もみなさまが就職に向けて考える最初の一歩のために、共に考える支援をさせていただきたいと考えています。