就活準備-2「自己(Self)の点検」
この記事は、シリーズ物になっています。
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こんにちは。
愛知県で就職支援・キャリア形成支援を行う、一般社団法人JAWSです。
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前回、ナンシー・シュロスバーグ(アメリカのキャリア理論家・実践家)の、転機を整理するための「4S」と呼ばれる視点について説明をしました。
今回は4Sの2つ目、「自己(Self)」について説明をしたいと思います。
「4S」その2-自己(Self)
4Sのおさらい
- 状況(Situation)
- 自己(Self)
- 支援(Support)
- 戦略(Strategy)
自己を点検する際には、次のポイントを点検してみましょう。
- 仕事のどの側面に興味があるか、重視しているか?
例えば、地位・仕事内容・給与内容・企業規模・福利厚生・勤務地など。
- 仕事と家庭・趣味・地域活動などのバランスを、生活のなかでどのように考えているか?
例えば、仕事はほどほどに、家庭や趣味を充実させたいなど。
- 自分はどのように変化に対応しようとしているのか(してきたのか)?
例えば、積極的に行動するか、必要な訓練を受けるか、自分の考え方や方針・優先順位を変えるか。
- 自分の行動・考えに対して自信があるか?
- 新しいことに挑戦しようとするか、慣れ親しんだことを続けてやりたいと思うか?
自己を点検することは、いわゆる自己理解の確認と言い換えることができます。
自己の点検でわかること
- 就労の方向性が明確になる
例えば「安定した条件を先に考える」のか
「今はまず仕事の経験を積み、次にステップにするための礎にする」のか
自分自身の意思や気持ちを振り返り再確認することで、就労の方向性を考えられます。
- 労働条件が明確になる
生活における「仕事のウェイトを多くとる」のか「他のことにウェイトを置く」のか
を明確にすることにより、自分に合った契約条件や就労時間等を考えられます。
- どこまで譲歩できるかが明確になる
就職するためにどのように行動できるか
自分が実際の就職市場を考えて、どこまで譲歩して妥協点を見つけるのか
ということも、実際の就職活動に際しては重要な視点であると思います。
そのように、自分自身の内面を振り返ることによって、実際にできることを資源としてとらえ直し、岐路というピンチに立ち向かうことができるのです。
愛知県の一般社団法人JAWSでは、皆さん自身の資源を振り返り、再確認するための支援を提供させていただきたいと思います。
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