こんにちは。
愛知県で就職支援・キャリア形成支援を行う、求職者支援機構です。

キャリアを考えるコツ、今回は「過去の振り返り方」についてお話していきます。

過去を振り返る　

今後のキャリアについて考える際、現在に至るまでの道程（過去）を振り返る方法がよく取られます。

しかし、よく考えてみると、これから先の将来を考えるのに、なぜ過去を振り返るのでしょうか。

過去を振り返ることは、単純に過去の事実をなぞるだけではありません。

そこには、今ここの自分から見て、

• 過去をどのように理解しているか
• 過去をどのように意味づけているのか

ということが含まれています。

この点こそ、過去を振り返ることが今後のキャリアを考える際に重要になるのです。

社会人として初めて就職をされる方の場合

中学校を卒業した後の進路や、高校・大学・専門学校に進学する際の選び方。

現在就労されている方の場合

これまでのキャリア経験（就労経験）や、就職活動時の会社の選び方。

例として、このような過去を振り返ることになります。

深く考えずに今まで歩んできてしまったら

人によっては、「あまり考えずに就職した（進学した）」という方もいらっしゃると思います。

実は、「あまり考えずに入社した（進学した）」ことに気づくことが、まずは大切なことなのです。

まずは、そのことに気づきましょう。

そして、

• 就職（進学）したら、こうしたいなぁとぼんやりと思っていたこと
• そういえば、あんなことを経験したなぁ

と過去の体験を思い出す中で、

• ワクワクした気持ちになったこと
• 達成感があったこと
• やってみたいと思ったことが、できるようになったこと
• 二度とやりたくないと思ったこと

など、様々な過去の体験が、新たな意味づけを伴ってよみがえってきます。

そのうえで、会社や学校に入った理由を後付けしてもよいのです。

むしろ、それは自然なことであるともいえるでしょう。

まとめ

このように、過去を振り返り、

「自分の過去を現在の自分から意味を見出し、整理する」

ことによって、この先にやりたいことや目指したい事が少しずつ輪郭を帯びてきます。

旅に例えられることが多い、キャリア。

これまでの道のりを振り返ることで、改めてこの先の自分が向かう方角が分かってくると言えるでしょう。

お気軽にご相談ください

キャリアに関する悩みを持つ方の共通点として、

• これまでの道のりの意味づけの仕方
• 道のりの残った自分の足あとが見えにくくなっている

が挙げられます。

一人では見えにくい、これまでの道のり。

相談できる相手と過去を振り返ることによって、今まで見えてこなかった意味や、見えにくかった足あとが見えてくることもありますよ。

愛知県の求職者支援機構では、キャリアに悩む皆さんの支援を行なっています。

一人で悩まず、キャリアコンサルタントにお気軽にご相談ください。

皆さん自身が過去の意味を見出すことができるよう、キャリア選択（進学・就職）のお手伝いをいたします。